ニキビがあるときヘアカラーや白髪染めしてもよいのでしょうか。
髪染めのアレルギーと刺激性に注意
ニキビは皮脂が毛穴に詰まった状態なので皮膚炎の一種。
炎症を起こして赤くなったり腫れたり、脂や炎症跡が膿やアザになるニキビ跡が残ることもあります。
生まれつき先天的な体質で肌が弱い、ニキビができやすい人もいますが、それは敏感肌などと同じ。
ヘアカラーや化粧品も含め、刺激的な成分には注意すべき。
稀にニキビができる人や、全くニキビとは無縁な人が珍しくお肌にニキビや吹き出物ができたなら、それは体の免疫力や抵抗力および本質的な体力が落ち込んできているということを示しているのであり、その状態で白髪染めやおしゃれ染めなどのヘアカラーリングを行えば、皮膚に刺激が強すぎて良くないのは言うまでもありません。
染毛剤の成分にアレルギー体質がある人はさらに注意。
頭皮ニキビがあったらヘアカラーや白髪染め中止
そして頭皮も皮膚なのでニキビができる。
頭皮にニキビがあるということは、頭皮の皮膚の炎症、皮膚トラブル。
最もリスクが高いのは言うまでもなくヘアカラー。
白髪染めやオシャレ染めで液剤の付着について、頭皮が最も多くつく場所ですので、染めるとすれば悪影響を絶対に免れません。
美容院では頭皮ニキビが目立つとカラーリングや白髪染めを断られます。
これは頭皮の負担を考えてのこと。
プロの正しい判断だと言えましょう。
セルフで白髪染めする時も同じで、頭皮がヒリヒリする、ピリピリする、髪の毛をかき分けて見たら頭皮ニキビが出来ていた、赤くなっている、荒れているなどの異常があったなら染めるのは止めたほうがよいと言えます。
とにかくしばらく様子見、治るまで待つ。
改めての機会に皮膚がよい状態で染めるようにしましょう。
無理に染めれば、頭皮へのダメージからやがて髪の毛が細く弱くなってくる、抜け毛の増加、薄毛化の進行すら考えられます。
頭に吹き出物あるなら注意
頭に吹き出物があるときもヘアカラーや白髪染めは止めるべき。
吹き出物があるということは、皮膚が炎症を起こしている、弱っているということですから、ただでさえ刺激の強いヘアカラー剤が付着すれば、さらに悪化します。
その悪化を恐れる以前に、染めてる最中に沁みてきて痛みを感じて耐えられない可能性すらあります。
顔ニキビもヘアカラーや白髪染め止めたほうがよい
顔ニキビがあるときもヘアカラーや白髪染めは止めたほうがよい。
経皮毒のように頭皮の毛穴から吸収してしまった有害成分が、体を回るということも考えられるからです。
顔ニキビのある毛穴に届けば悪化してしまうでしょう。
どうしてもヘアカラーするのであれば、少なくとも顔面や顔ニキビの患部に直接液剤が付着しないように細心の注意を払うべき。
ヘアカラーによる吹き出物、肌荒れ
ヘアカラー、白髪染めの二剤式には化学反応で髪の表面キューティクルを破壊していくような強い刺激性があります。
皮膚に付着すれば少なからずダメージがある。
美容院で染めるときはケープなどほぼ全身を覆ってくれますが、セルフで染めるときに飛び跳ねた液剤が首や背中に飛び散ることがある。
僅かでも付着すれば、赤み、腫れなどになることもありますし、そこから吹き出物や肌荒れになる事例も少なくありません。
普段、ニキビ、吹き出物、肌荒れがない方でも肌トラブルになる可能性が高い。
敏感肌ならさらに注意が必要。
ニキビがあるならヘアマニキュアで髪を染める
では、ニキビが出来ているときに、どうしても白髪染めをしなければいけない、白髪隠しをする必要があるときはどうすればよいのでしょうか。
白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーなどのヘアマニキュアと呼ばれる、髪の表面を染めるだけの低刺激な白髪染めをご提案します。
セルフや美容院で使う二剤一式の混ぜて使う白髪染めと違って、天然成分で構成され、余計な石油系化合物も無添加で入っていないので低刺激。
もちろんジアミン系もありませんから皮膚、頭皮に付着しても安全性が極めて高い。
頭皮や毛髪にダメージはほぼ無いと言えます。
植物染料のヘナもありますが、粉末から作る手間も大変ですし、何よりも希望の髪色に染めていくのが難しい。
ヘアマニキュアなら、そのまま髪を染めるだけ。
手軽で簡単なのです。
正しい考え方としてはニキビ吹き出物があるときはヘアカラーなど髪を染めることはしないほうがよいに決まっています。
しかし、どうしてもということであれば白髪染めトリートメントで白髪を染めることで最低限のリスクはほぼ確実に回避することができるのです。
頭皮ニキビに限らず、ニキビができやすい体質の方は、普段から、いつも白髪染めトリートメントを常用していけば頭皮ニキビの予防策にもなる。
敏感肌、ニキビ対策としてもヘアマニキュアで髪を染めることはおすすめです。
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