白髪染めを使い始めると白髪増えるというのは本当なの?

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白髪染めを使い始めると白髪増えるというのは本当なのでしょうか。

白髪染めを使い始めると白髪増える?

白髪染めを使い始めると白髪増える?
これは根拠のない話で、嘘、デマ、迷信だと言える。

白髪染めやオシャレ染めなどのヘアカラーリングが髪を染める
メカニズムは、髪の表面キューティクルを開いて髪の内部のメラニン色素を染める。
白髪の場合ですと、メラニンの色が抜けた毛であり、
そこにブラックなりブラウンの染色をすることで染毛をする。

この過程で化学反応や添加物の成分によって髪がダメージを受ける
ことはあります。
頭皮も負担があるため、これから生えてくる髪が弱る可能性もあります。

それは白髪染めに限ったことではなく、オシャレ染めで髪を明るい色に
染める人も同じ。

髪が細くなったり、縮れたりすることはありえても、
髪の色が抜ける理由になりません。

白髪が生える原因とその平均年齢は?

白髪は30代半ばくらいの年齢から生え始め、数本でも生えてくれば、
その後は爆発的に白髪が増えるということが多い。

つまり加齢要因を原因として生えてくる白髪は、
白髪染めをしてもしなくても白髪は生えるし、
その後、白髪の本数は年齢とともに増えていきます。

白髪が生える平均年齢の頃に白髪染めを使い始めるので、
白髪染めを使い始めると白髪増えるように思えるのです。

白髪染めしない人より白髪が少なく見えるから

それから白髪染めをつかえば、白髪隠しになって、
白髪が見えなくなる。
これで白髪が減った無くなったと錯覚するわけです。

しばらくして白髪染めが退色、色落ちしたり、
新しい髪が生えてくれば根元から白くなってくる、
あちらこちらに、まばらに数本の白髪が見える。
そこで、白髪が増えたように思えて心配になってしまう。
これが「白髪染めを使い始めると白髪増える」とか、
「白髪染めしたら白髪が増えてしまうからよくない」、
という考えの発端になったと考えられます。

つまり同年齢で白髪染めしない人より白髪が少なく見えるから、
白髪染めを止めるとその落差、違いからショックを受けている。

いつから白髪染めを使うのがよいのか?

プロの美容師でもそういった間違った見解を堂々と
お客さんに説明する人もいるようですが、
明るい髪に染めるためのオシャレ染めを使いたい、
白髪染めを使いたくないための方便かもしれません。
言い争って無用なトラブルなど起こさないように。
そうなんですか、くらいの答えで聞き流しましょう。

これまで白髪染めを使ったことがない人が美容師から
上記のようなことを説明されたり、友人や知人からも言われたら、
白髪染めを使うべきか迷って、困ってしまうでしょう。

しかしそうやって考えている日々の中でも残念ながら
白髪はどんどん増えていってしまいますし、
増えた白髪頭の自分を鏡で見て、余計にストレスを感じて、
さらに白髪が増えてしまうという悪循環もありえます。

白髪染めしたら白髪が増えてしまうというのは
完全な迷信や間違った言い伝えですので、
いつから白髪染めを使うのがよいのか?と迷わずに、
安心して今すぐに白髪染めを使い始めるようにしましょう。

白髪染めが白髪を増やすって本当?

活性酸素が原因になって黒髪が白髪になるという説が
ささやかれています。

皮膚や血管、内臓がなども酸化するのがよくないと、
抗酸化作用のある食べ物を積極的に食べている方も少なくないはず。

二剤混合式の白髪染めには活性酸素である過酸化水素が
含まれているため、髪が酸化してしまい、内部にあるメラニン色素が異常をきたし、
白髪になってしまう傾向を作るというのです。

しかしこの話が本当であれば二剤混合式のヘアカラーオシャレ染めも
同じことが言えますし、10代や20代がセルフでオシャレ染めしても
白髪が生えてこなければ理論が成り立たない。

少なくとも白髪染めを一度すると、すぐに白髪が生える、
白髪が増えるということはありませんのでご安心ください。

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