白髪染めを使うと禿げるのかどうか。
抜け毛が増えたり、薄毛化してしまうのではないかと心配。
白髪染めで男性は薄毛になるか
白髪染めで男性が薄毛になることはありません。
白髪染めに含有されている成分がハゲの原因になっていることはなく、
男性の薄毛は加齢およびAGA(男性型脱毛症)です。
年齢的に白髪が生え始める年齢と、ハゲ始める年齢が
30歳前後から40代頃と、ほぼ同時期ですので、
白髪染めを使うようになってハゲてしまったと認識する男性がいても不思議ではない。
白髪染めで女性は薄毛になるか
白髪染めで女性が薄毛になることはありません。
白髪染めに含有されている成分がハゲの原因になっていることはなく、
女性の薄毛は加齢、びまん性脱毛症です。
白髪が生え始める年齢が30代半ばとされており、
20代後半の女性でも加齢で白髪が生え始めることはあります。
女性の薄毛が顕著化してくるのは40代後半以降の更年期障害の頃。
エストロゲン分泌が減ってホルモンバランスが崩れるため、
女性らしさを失っていき、髪の毛も細く弱くなりがち、
毛髪の成長スピードも落ちるので薄毛化。
白髪染めを使うようになって10年後くらいに薄毛化すると、
白髪染めが原因でハゲてっしまったと認識する女性がいても不思議ではない。
白髪染めによる薄毛化へのダメージ
白髪染めは元はヘアカラーリング剤。
オシャレ染めとの違いは成分や配合を変えただけ。
よって白髪染めで禿げるのであれば、オシャレ染めでも禿げる
ということになります。
危険なのは二剤混合式のタイプ。
1剤と2剤を混ぜて使うもので薬品の化学反応を用います。
美容院ではもう少し複雑にいくつかの薬品や色素を
プロの美容師が混ぜて作っていますが、ほぼ同じもの。
これらはジアミンという酸化染料に始まり、
髪の指触りやツヤを作って仕上げ感をよくするため、
シリコン、パラベン、タール系色素、鉱物油や、
匂いづけ合成香料だったりと、
石油系化合物など有害な成分が含まれています。
これらが髪の毛や頭皮に付着するのですからダメージを受ける。
ヘアカラーリングを1か月に1回という頻度に抑えるのは
この髪や地肌への負担をできるだけ少なくすることが理由になっています。
白髪染めを使うと禿げる可能性はある
白髪染めを使うと禿げるかどうかですが、
髪を染めた結果、髪が傷んだり、何より地肌である頭皮が
炎症や皮膚炎になった場合、毛根も傷めているかもしれません。
かぶれ、肌荒れ、頭皮の腫れや赤み、敏感肌になっていませんか?
そうだとすれば抜け毛は増える可能性があります。
さらに仮にも、皮膚からヘアカラーに含有されている石油系化合物などが
吸収されれば、血管から血液を介して全身を有害成分がまわるかもしれません。
いわゆる経皮毒。
内臓の働きや細胞分裂などにも悪影響がでるかもしれませんので、
毛母細胞などから髪の毛が生成できにくくなることもなくはない。
髪の毛の伸びが遅くなったり、毛が細くなったり、縮れてしまったり、
切れやすくなったり。
白髪染めを使うと禿げると言い切れないまでも、薄毛化のリスクは
多少なりともあると考えられます。
つまりハゲてしまうことはありえる。
抜け毛が気になるなら白髪染めトリートメント
そこで白髪染めトリートメント、白髪染めシャンプーなどの
ヘアマニキュアタイプの白髪染めがおすすめ。
天然染料、無添加なので低刺激で髪の毛や頭皮に優しく、
毎日のように染めることが可能。
ハゲたくないのであれば、二剤式の白髪染めではなく、
白髪染めトリートメントなどの混ぜないで使うタイプの白髪染めを
積極的に活用していくことをご提案いたします。