白髪染めで髪を染めた後、仕上がりイメージ色と違うので、
その直後に再度、違う色で染め直したら余計に変な髪色に
なってしまった場合の対処法について。
二度染め、連続染めの危険性
これは白髪染めのみならず、オシャレ染めのヘアーカラーリングでも
やってはいけません。危険な二度染め、連続染め。
二剤混合式の白髪染めやオシャレ染めは、
髪の表面キューティクルを剥がして、髪の内部を染めていますので、
一度染めたら髪の色を調整したり色を変えることはできません。
プロの美容師が先にブリーチしてから、その後でオシャレ染めや白髪染めを
連続して使う、いわゆるダブルカラーという技がありますが、
これは知識や経験を元に計算して行っている手法。
素人が真似するのは危険です、注意すること、しないこと。
市販品の白髪染めやオシャレ染めを混ぜてはいけない。
新しい髪が生えてくるまで待つ
今回の件ですが、解決方法としては変な髪色のまま待つしかありません。
新しい髪が生えてくるまで時の経過を待つのです。
あまり繰り返し髪を染めると薬剤の効果で髪が傷み過ぎてボロボロになり、
手で千切れるような細くて縮れたような髪質になり 髪に非常によくありません。
よくないというより、むしろ危険。
連続で染めていることでの頭皮への刺激やダメージも心配。
抜け毛が増えて、将来に薄毛化してしまうかもしれません。
染めた後、色の調整はできない
連続染めした後で髪が紫とか青とか緑のように変色してしまったことに気づいて、
泣く泣く美容室に駆け込んでも、 美容師もお手上げ。
髪の生え変わりを待つようアドバイスされるでしょう。
さらに染めれば、さらに変色していく可能性がありますし、染料が髪や地肌に
刺激的であることを一般人以上にプロの美容師は知っています。
せめて染める一度目が終わって髪色イメージが違う段階で美容師に相談するべきでした。
白髪染めやオシャレ染めのようなヘアカラーリングは、ペンキや絵の具のように
色味を混ぜたり、後から上塗りや色の調整したりはできないのです。
ダメージを受けて染料を落とす必要がある
もし強引にでも染め直さなくてはいけない緊急事態でしたら、
まず染料を落とすことになります。
これはブリーチ脱色剤ではなく、脱染剤というさらに強力なもの。
髪の内部のメラニン色素を落とすのがブリーチで、それを染めた染料を落とすのが脱染剤。
聞いただけで刺激的な感じがありますが、実際にダメージは大きい。
脱色剤と脱染剤の違いがわからない美容師も少なくなく、それだけ滅多に使わないもの
とも言えます。
プロの美容師だからこそ、髪の毛を大事にし、頭皮を労わる。
脱染剤を使ってまで染めた髪色を変える美容師は滅多にいない。
当人にとっても、そこまでリスクを取ってまで緊急に染め直す理由があるのか。
白髪染めトリートメント
こういったリスクをあらかじめ回避したいのなら白髪染めトリートメントがおすすめ。
髪の表面を染めるだけのヘアマニキュアと呼ばれる白髪染め。
混ぜないですぐ使え、天然成分なので低刺激。
染める力が二剤式のように強力でない分だけゆっくり染まる、退色も2~3週間程度から、
となりますが、色の変化が小さいということは染めた直後の大きな変色の失敗が少ない。
仮に失敗しても色落ちまでは2週間前後もかからないくらいなので早ければ
1週間程度でも色味を戻していける。
自然の植物エキスからの染料で石油系化合物なども無添加ということで、
刺激が少ないというだけでも安心安全に大きなメリットであり、今、
白髪染めトリートメントに人気がでているというのも頷ける。
繰り返し染めていって、ゆっくり色味が出始めるので、白髪染め仕上がり髪色が違う
といったトラブルも回避できます。
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