白髪を墨汁で染めるとどうなる?白髪染めの代わりになる?

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白髪を墨汁で染めてみようと思った方もいるかもしれません。

あるいは本当に墨汁で白髪を染めてみたという人がいたとしたら・・・。

墨汁で白髪を染めたという逸話

昔の人は若々しい見た目を取り戻すために墨汁で髪の毛を、
つまり墨汁で白髪を染めたという逸話があります。
本当か嘘かはわかりませんが発想としてはあったでしょう。

白髪を染める術はなかった

そもそも現在のように白髪染めが市販品で流通する前は
白髪を染める術はなかった。

美容室でもオシャレ染めだけだったわけで、
やがて白髪を染める技術も発達し、そしてその後になって
セルフ用の白髪染めも出回るようになった。

古来の人々でなくても、明治時代、大正時代とか、
昭和初期とか、墨で髪を染めた人はいたと思います。

同様にして我々が墨で、墨汁で白髪を染めてもおかしくはないですが、
さすがに無理があり過ぎます。

マジックや絵の具、ペンキで塗る

白髪隠しをするために黒のマジックで塗ったり、絵の具や
ペンキで塗る人もいるのかもしれません。

しかし髪の毛は思ったより量も多いですし着色料的なものは付着しにくい。
染料とは違う。だから結果的に色はつきません。

一見、色がついたように見えても、ただ黒が垂れてるだけ。
例えば墨をこぼせば、手でも足でも真っ黒になりますね?
あれと同じ状態。

シャンプーまでしなくても、もっと早い段階で、シャワーや雨に濡れれば
黒い濁った水がダラーっと流れてきて、墨汁はきれいに無くなります。

白髪染めで染まる仕組み

セルフで染めている二剤混合式の白髪染めは髪の表面キューティクルを開き、
内部のメラニン色素を染めています。
だから色落ちしません、化学反応を使っている。
美容院での白髪染めも同じ。

これとは違うタイプ、混ぜないでそのまま使えるヘアマニキュアは、
髪の表面に色を付ける乗せる感じですが、そんなに簡単に
髪に色がつかないことをわかったうえで開発されているものです。
白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーがそうです。

ですから墨汁、絵具、ペンキ、マジックなどで髪に色が付くわけがありません。

そもそもそれができるなら白髪染めがいらないくらい。

臭いし体にも有害

ペンキなら色がつくよ、と言ってみたところで、体に付着する分の
有害性にも問題があります。匂いもシンナー臭い。
墨汁がそこまで酷くないにせよ頭皮についてよいわけがありません。

白髪を墨汁で染めても色はつきませんし、すぐ落ちます。
白髪染めの代わりにもなりませんので止めましょう。

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